創薬を始めとするバイオ研究にヒト試料の活用が有用であることが多いことは議論の余地がありません。
しかしながら、詳細な情報などの付加価値が付いたヒト試料の入手や利用には、知識・費用・技術などの面でハードルが高いと感じ、利用をためらう研究者・開発担当者も少なくありません。我々は、バイオバンクに集められたヒト試料の有効活用への理解を深めることが、こうしたハードルを下げる一助になると考えています。
ヒト試料の利用に少しでも興味のある研究者・開発担当者、既に利活用しているが、より効果的に活用したいと考える研究者に向けて、「バイオバンク・ネットワーク イノベーション ディスカバリー フォーラム」を開催しています。
本フォーラムでは、試料・情報を利用した研究事例の紹介、それに基づくオープンなディスカッションの場、さらに、利用希望研究者と運営側による1対1のクローズドなコミュニケーションの場を実現します。