2026-07-06
2026年8月5日(水)、第11回 バイオバンク オープンフォーラムをオンラインで開催します。
今回のテーマは「指針改訂・法改正とバイオバンク」です。
現在、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の見直しが進められるとともに、個人情報保護法についても改正に向けた議論が進んでいます。これらは、バイオバンクの運営や試料・情報の利活用に大きな影響を及ぼす重要な動きです。
本フォーラムでは、最新の制度改正の動向を共有するとともに、バイオバンクを取り巻く課題や今後のあるべき姿について、多様な立場の専門家とともに議論します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
趣旨
厚生労働省・文部科学省・経済産業省の三省が定める「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」は、バイオバンクにおける試料・情報の受入れや、それらを利用する研究に関する倫理的なルールを定めています。この指針は、旧ゲノム指針や旧疫学指針などを統合しながら発展してきた経緯があり、その後も個人情報保護法の改正やゲノム情報を取り巻く制度整備などを受け、繰り返し改訂が行われてきました。その結果、バイオバンクに関する規定の解釈が複雑化し、関係者の間でも理解や運用に違いが生じる場面が見られています。
現在、政府の三省合同会議において約1年にわたり議論が重ねられ、倫理指針の改訂手続きが進められています。
また、バイオバンク運営にも大きく関わる個人情報保護法の「3年ごと見直し」についても、国会審議を経て具体的な改正スケジュールが見え始めています。複数人のデータを集計・加工した統計情報の取扱いなども重要な論点となっており、今後の倫理指針にも影響を与えることが想定されます。
本フォーラムでは、これらの制度改正を踏まえ、バイオバンクとして今後どのような対応が求められるのか、新たな制度や仕組みに期待されることは何か、さらには倫理指針と法制度、人を対象とする研究との関係について、改めて多角的に議論します。バイオバンクに関わる皆さまが意見を交わし、今後の方向性を考える機会となれば幸いです。
開催概要
【テーマ】指針改訂・法改正とバイオバンク
【日時】2026年8月5日(水)16:00~18:30
【開催形式】Zoomウェビナー(参加無料・事前申込制)
【定員】500名
【申込締切】2026年8月4日(火)
【主催】
次世代医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)「次世代医療実現推進のためのバイオバンク・ネットワーク構築とバイオバンク利活用促進に関する研究開発」(代表機関:東北大学 東北メディカル・メガバンク機構)
【協賛】国立研究開発法人日本医療研究開発機構(申請中)
【参加申込み】参加をご希望の方は、参加申込みフォームより事前登録をお願いいたします。
▶参加申込みはこちら
プログラム
総合司会 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 教授 長神 風二
16:00~ はじめに(10分)
講演
16:10~16:30 講演1
「倫理指針見直しをめぐる状況––合同会議での議論と残された課題」
横野 恵(早稲田大学 社会科学部 准教授)
16:31~16:51 講演2
「倫理指針改訂を巡る議論は市民にはどのようにみえるのか 」
佐々 義子(NPO法人 日本バイオ技術教育学会 理事)
16:52~17:12 講演3
「製薬業界として倫理指針に対して考えること」(仮)
大林 久佐邦(日本製薬工業協会 研究開発委員会 専門副委員長/倫理指針対応タスクフォースリーダー)
17:13~17:33 講演4
「バイオバンクに関する法制度設計上の課題」
米村 滋人(東京大学大学院 法学政治学研究科 教授)
17:34~17:54 講演5
「2026年個人情報保護法改正動向と事業者に求められる責任」
佐藤 一郎(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授)
17:54~18:14 講演6
「改正個人情報保護法の方向性と影響」(仮)
板倉 陽一郎(ひかり総合法律事務所)
18:15~18:30
総合討論
まとめ・閉会
お問い合わせ
バイオバンク オープンフォーラム運営事務局(事務局:(一社)日本生物資源産業利用協議会(CIBER))
Email:biobank-openforum”AT”biobank-network.jp
(※送信の際は「”AT”」を「@」に変更してください。)